今回のブログは今週末からスタートする「ふのり汁」の特集です✨
お客様はもちろん、花まる従業員も心待ちにしていたふのり汁。仕入れ次第ですが3月いっぱい、早ければ3月途中で販売終了かも、、1年でこの時期だけなので必食です!!
そもそもふのりとは?? 写真のとおり磯の岩につく海藻のこと。
拡大するとこんな感じです↓わっさわさ
その中でも花まるが仕入れるのは「若ふのり」
地元根室産のもので、特に品質がいいことで知られる歯舞地区のものを使用しています。ふのりは 2 月~ 6 月頃まで 獲れますが、若ふのりと呼べるのは2月中に獲れたものだけ。厳しい冬であればあるほど良質なものが 獲れるんですね。葉が細く少し固めの食感で、通常よりも磯の香りが強い。そしてコリコリとした歯ごたえと音を口の中で楽しめるのも面白いんです。
漁は2月が解禁日
当日は漁業者ががっちり防寒着を着込んで集まり「 ヨーイ、ドン! 」 で一斉に漁を始めます。岩についているふのりを“ゼンマイ”と呼ばれる道具でガリガリとむしり取る。漁で 響くのはむしる音と荒波の音。高潮や 潮まわりになるとすぐに漁が中止となってしまうので、一度漁に出たら黙々とひたすらむしり取ります。ツルツルとした岩場と荒波が常に隣り合わせ。手獲りふのりは本当にハードな漁なんです。抜群のふのりを送ってくれる地元の漁師さんに感謝!
ゼンマイを使うと効率よく漁獲量も多くなりますが、雑物もついてきてしまいます。仕入れた若ふのりは一つずつ手作業で雑物を除きます。風味が損なわれないように注意しながら進めますが…劣化の速さや雑物の多さが仕入れの量ごとに異なるということもあり、毎日時間との勝負です。速さと正確さが求められる仕込みは想像以上に地味で過酷、この手間ひまが、ふのり汁には欠かせません。
はい、ふのり汁の完成です♬
出汁と味噌の風味に磯の香りが合わさって、食べ始めると止まらない。そしてこの盛沢山のボリュームもうちの自慢、食べても食べても減りません笑
冒頭でもお伝えしたとおり、2~3月の期間限定販売です。
今年も花まるのふのり汁を食べに来てくださいねー(^^)