さて、今回紹介するのは9/9から始まった根室復港応援フェアには欠かせない『花咲がにの鉄砲汁』 27年前の創業から作り続けてきた、花まるダントツ人気の汁物です。
まずは鍋いーっぱいの花咲がにをドーン
火にかける前の花咲がにって実はこんな色なんです
ここでポイント!
はなまるの鉄砲汁は甲羅部分も一緒にグツグツ煮込みます。甲羅には味噌が入っているので、かに味噌のコクがでてより風味が増すんですね。美味しさの秘訣は出汁を煮詰めるように引いて一晩寝かせること!「寝かせる」工程があることでコクと風味がマシマシになります
手間ひま愛情込めて出来上がった鉄砲汁はこちら。ゆで上げると花が咲いたような鮮やかな朱色に変わることから“花咲がに”と名付けられたそう。湯気を立てたアッツアツでお届けします♬
ふふふ・・・きっと無性に食べたくなってきたはず・・・
ここからは『花咲がにの鉄砲汁をもっと美味しく食べるためのアレコレ』を語ります(^^) 長いけどもう少しお付き合いください
●なんで鉄砲汁?
「鉄砲汁」は古くから根室地方の漁師料理として食べられてきました。由来はいくつかありますが、箸で“かに”の足をつついて食べる様子が鉄砲に弾を詰める仕草に似ていることから「鉄砲汁」と名付けられたそう。「鉄砲汁」で使われる食材で特に有名なのが、我らが地元根室地方で水揚げされる花咲がに。昨今は花咲がにの漁獲量は減少し、漁期も6月~9月と3ヶ月しかないため、とっても貴重な食材です
●意地の買い付け
「根室といえば花咲がに」と言われるくらい「さんま」にならぶ代表的な水産資源。しかし花咲がにの水揚げ量は昔に比べてとても少なくなりました。過去には3年間全面禁漁になったことも。毎年のようにセリ値が上がるなか、意地で買い付けしています
●ご当地汁もの語り(実は)第五弾
北海道にはまだまだ全国的に知られていない地元のおいしい汁ものがたくさんあります!“北海道ご当地汁もの語り”はそんな旬を味わってもらうために始まりました。第一弾の「かじか汁」、第二弾は「ふのり汁」、第三弾「帆立稚貝の味噌汁」、第四弾「ほっけのすり身汁」…そして今回満を持して花まる看板商品の『花咲がにの鉄砲汁』がドドンと登場。北海道ならではの食材を使った汁もの語り。どこか懐かしい、田舎を思いだすような気持ちになっていただけたらうれしいです
絶対食べてほしい!全店で販売中です。
一部店舗ではお持ち帰りもできるので、お家でもアツアツ召しあがってください◎