皆さんお待たせしました。
「今日は何の日?」6月から続いている肉の日シリーズに“黒毛和牛サーロイン炙り”が登場です。
まずはこちらの写真をどうぞ('ω')ノ
肉が折りたたんであるのが見えるでしょうか?
直径20センチ強のサーロインはそのままだとお皿からはみ出しちゃうので、折りたたんで握ります。
また、サーロインは加熱しすぎるとせっかくの美味しい脂や旨みが溶け出してしまうので、さっと軽く炙るのがポイント。
寿司屋だけど肉の寿司。
ちょっと外した一品ですが、こだわりは抜群です✨
ここからは、一緒に黒毛和牛(A5ランク)について学びましょう。
【その1~和牛とは牛の種類である】
和牛=日本で育った牛全般…✖
日本には<1和牛・2ホルスタイン種・3交雑種>という3種類の牛がいて、その1つが和牛なんです。そう、だから和牛というのは牛の種類!
【その2~和牛の1種が黒毛和牛である】
そして和牛は、さらにこの4種類<1黒毛和種・2褐毛種・3短角種・4無角種>に分かれます。この黒毛和種はその名の通り黒い毛色の牛。遺伝的に脂肪交雑が入りやすい食用としているため、サシが入った最上級の食肉となります。
【その3~A5ランクとは歩留まりが良く、質の高い霜降り肉である】
食肉のランクは「歩留等級/A・B・C」と「肉質等級/1~5」の2のの基準で格付され、全部で15段階の等級が付けられます。
・歩留等級(肉の取れる量)…A(標準より良い) B(標準 69.0以上 72.0未満) C(標準より劣る)
・肉質等級(肉と脂肪の色沢、質・肉の締まりやキメ等)…1(低)~5(高)※ロース断面のサシの入り具合
花まるが肉の日に用意したのは「A5ランクの黒毛和牛」
そして部位はここ、サーロイン↓
背中の中央部にある部位で、実はロースの仲間。適度にサシが入り、ジューシーで柔らかい部位です。
冒頭にもお伝えしたとおり、サーロインは加熱しすぎるとせっかくの美味しい脂や旨みが溶け出してしまうので、さっと軽く炙って握りにします。